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2016年12月24日

完成140mm

先日結果を出したハンドメイドルアーと同じタイプのものが完成しました。

ただし、今回は完全にフローティングタイプのダイビングペンシルです。後はフックで沈め具合を調整といったところでしょうか。

ST56の#1/0を装着してフローティングですので、バッチグーです。



で、完成したのがコレ。





大きさ:  140mm(アイ抜き) 45g
 カラー: メタルブラック、サファイアブルー、なんとかグリーン、スーパーシルバー、メタルレッド、各種ホロテープ、アルミテープ
 素材:  ファルカタ
 ワイヤー: ステンレス1.6mm
 Uコート: セルロースセメント(藤倉応用科学)
 Tコート: セルロースセメント(藤倉応用科学)
 推奨フック:ST56#1/0






前回紹介したナチュラルカラーを塗ってみましたが、全然納得できません。
本当の魚はもっと柔らかなグラデーションがあるはずで、模様は規則的で不規則です。そして、もっと白と黒が基調になっているはずです。





サファイアブルーとなんとかグリーンを交互に塗っていますが、人間をひきつける魅力があっても魚を惹きつけるにはなにか違う気がする・・・

確かに市販のルアーは魚を釣る前に購入者を釣らないと儲けになりませんからね。自分で作る時は自分の塗りたい色に塗れる!コレは特権だと思いますので、次回は少し嗜好が変わるかもしれません。楽しみです。



110mmポッパーは順調に製作中でございます。
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Posted by hotmarket_yellow at 22:57Comments(0)ルアーハンドメイド青物

2016年12月22日

泣きの1匹

先日、いつも行くエリアに釣りへ行ってきました。

冬の日本海はほぼ荒れており、いつもの地磯は波が1.5m以上になると足場が高くないと波に攫われてしまい死んでしまいます。

久しぶりのベタ凪、無風。冬の日本海にはシーズンに数回しかないと思われるその日、小潮だろうがなんだろうが関係なくGOしました。


夜のうちにお気に入りの温泉に入りそのまま車中泊、午前5時にもくもくと山の中を歩いていきます。道中、急に獣臭くなり熊との出会いに恐ろしくなりましたが、周囲に気を配りながら進みます。


山で出くわす熊の恐怖はyoutubeで渓流釣りしているかたがアクションカメラで動画に残されてます。是非参考になさってください。恐怖です。


で、無事磯に降り立ったのですがやはりベタ凪、暗くても潮が走っていないことがわかります。ベタ凪だけあってもちろんサラシも出ておりません。

潮も走ってないしジグもダメだろうな~と考え早々にトップ縛りを決断しました。


もちろん釣果に関係なくハンドメイド縛り

もちろん海からの反応は何にもありません。沈黙の海・・・・と思いきや、水溜りの様な海で1時間に1回くらい単発の派手なボイルが発生します。ベイトっ気も無いのに。

かろうじてコレがモチベーションを保ってくれます。

ですが、反応無し。



すると
隣におじさんがやってきました。タックルを見るとミュートスやソルティガ、しかも2セット。。。ガチです。いいね。
話をしてみるとその方も8割はトップだそうです。理由はしんどいから。わかります。



釣れないと自然に無気力になりダラダラと釣りをしてしまいます。でも投げないと釣れないので投げ続けますが、突然その時はやってきました。


急に竿に乗りかかる重み。完全にヒットシーンは見逃しましたが、派手な水しぶきが上がっています。


重みは普通!こちらのタックルではもちろん負けません!

やっさもっさしつつランディングしたのはコロコロのハマチ60cm。この秋冬は貧果だったのでうれぴいです。しかもハンドメイドルアーで。



今回は140mmのダイビング(サスペンド?)ペンシルです。浮力が少し弱いこともあってほぼフックが絡まない限りダイブミスもありません。ある意味便利!


いい仕事してくれました。


ロールアクションはフラッシングが目立つので大好きです。凪だと視認性もいいし。


今回の釣果で更にこのルアーのアクションに対する自身が沸きました!現在9本製作中です。2本は自分用で残りは嫁ぎ先を探すとしましょう。

雪山にも行かなければならないので年内であと1回いけたらいいですねえ。



今回のタックル
ショアジギング
ロッド:ヤマガブランクス ブルースナイパー106PS
リール:DAIWA    キャタリナ5000h
ライン:よつあみ    ウルトラジグマン 4号
リーダー:シーガー   フロロ50lb
使用ルアー:自作(ポッパー140mm、ダイビングペンシル140mm、160mm)

シーバス
ロッド:ダイコー ランスマン LANS-100M
リール:シマノ  セルテート#3012h
ライン;よつあみ WX8upgrade 1.2号
リーダー;DUEL パワーリーダーカーボナイロン25lb
ルアー:アイマ Sasuke120烈波、サーフェスウイング120F、スカッシュ120S

  


Posted by hotmarket_yellow at 13:24Comments(3)ルアーハンドメイド青物釣行

2016年12月14日

市販品の凄さ

ルアーを作ったり、譲ったりするときに必ず一言添えるのが、

あくまで素人が趣味のレベルで製作した物である。

ということです。

その素人が作ったルアーに貴重な休日に片道・・時間を費やし、高速道路、燃料代、食事代を支払い、最も貴重なマヅメ時を託してくれるわけです。

自分もそうですが、人に譲る場合は特に責任を感じます。


普段、青物用プラグはもっぱら自作したものを使用します。

ですが、製作するにあたってモデルとするルアーがあり、いいところを真似して、ここをこうすればもっと飛距離が出るんじゃないだろうか・・・など考えます。

その点で最も有利なのが市販はもっぱら樹脂ルアーであり、それと比較すると製作しているウッドルアーは素材が均一ではありませんが、飛距離の面では有利だと考えます。

単純に、ルアー全体がずっしり重いのに浮く。ということです。


で、今回市販のプラグを中古で購入し、試したわけです。
なぜ中古かといいますと、完全に廃盤してしまったからです。

その名も
スカジットデザインズ パンプキン110mm


画像はネットから拝借

コレね。凄いですね。神ポッパーは過言ではない気がします。

コレの140サイズは再販されましたね。出荷数が少ないので、量販店ではスッカリ売り切れです。


110mmのパンプキンを使用したところ、自分の想像をはるかに超えていました。
軽いんだし、樹脂だし、飛距離なんて知れてるでしょ。( ´_ゝ`)フーン

なんて思っていたわけですが、コレは凄い。
飛行姿勢さえ安定すればぶっ飛んでいきます。市販ポッパーのお気に入りである、ドラドポッパーやデコポップに比べてぶっ飛んでいきます。

シーバスルアーでキャストできる重さって言うのも武器ですね。

とにかくぶっ飛びアクションはロッドワークに対するレスポンスがすこぶる良い!!再販されれば100%買っちゃいます。買いだめします。


朝マヅメから正午まで反応の無い海にダメもとでキャストをしていましたが、突然ルアー付近でモワッと。
そこから強烈な引きがありましたが、程ほどのドラグは機能することなく、はるか沖で2,3回の強烈な締め込みがあり、そのままラインブレイク。リーダーがやられました。

16セルテートのATDドラグ、コレ本当に大丈夫????

唯一のチャンスを物にできませんでした。道具のせいにしたいですね。

樹脂製の市販品を使用しなくなった昨今ですが、市販品の凄さを改めて実感できるいい機会になりました。
製作にあたってあれこれ試行錯誤よりもいい刺激になったと思います。


よって巷で噂の神ポッパーは点に召されました。ここにバージョンアップ型クローンを製作することを誓います。
採寸はできておりますので。



この秋冬は絶不調・・・ぐすん  


Posted by hotmarket_yellow at 16:17Comments(2)

2016年12月04日

ナチュラルカラーについて

ルアーの製作で考えさせられることのひとつにカラーリングがあると思います。


もちろん釣果に繋がる要素のひとつであると思います。

が、

ルアーを使用する際のモチベーションのUP

キャスト後の沖での視認性

所有している高揚感

天候、水質、釣りをしている地域etcetc


いろいろある中で製作している時に重要視しているのは、実はモチベーションUP視認性だったりします。

なので、ヘッド部分やベリーに蛍光レッドや蛍光イエローを使用することが多いです。

先日製作した全身蛍光イエローなんてその最たるものかと思います。

KAMIWAZAのデコポップスリムも同様のカラーリングがあるので、魚にもそれなりに効果があるのでしょう。



一方でナチュラルカラーはイワシやアジ、などシルバーやブルー、ブラック等が基調になり、視認性はよくありませんが、周囲に馴染みやすく、正直、ド派手カラーよりも釣れそうです。

ハンドメイドルアーの塗装においてナチュラルカラーは最も苦手です。

で、今回ナチュラルカラーの代表格、イワシカラーについてよく観察してみました。

イワシなんてブルー、シルバーで側線にドット打てばいいんでしょ。

なんて思っていましたが、良く見ると




ブルー・・・?ほとんどないじゃないの!!!!

むしろの方が多いじゃないですか。

おまけに口の部分は黄色ですか。

実物の写真をみるとやはりナチュラルカラーとは言えど所有者にイワシであると認識させやすいようにカラーリングの誇張が市販のルアーには加わえられています。

ということで、必要な誇張をしながらイワシを作ってみましょう。


今回は誇張要素に
ホログラム、鰓の内側を意識したメタルレッド

を加えてみました。
ホログラムテープのところにクリアブルーとクリアブラックを足してみることでセクシーなグラデーションができるかな、と。

で、できたのがこちら



照明のせいか、なんか暗いですね。

ここからトップコートをすることでツヤツヤになり綺麗になります。


写真のイワシとはやはり大きく異なりますが、所有欲を満たしてくれるナチュラルカラーになったと思います。

今後もナチュラルカラーについてもう少し練習してみます。  


Posted by hotmarket_yellow at 17:11Comments(0)ルアーハンドメイドシーバス青物